9月14日(1日目) 上海
13:00に空港集合。
民主党代表選にて菅首相が再選したのを見届け、まずは上海へと出発!…
と思いきやH君とK君が空港の手荷物検査場でライターを計11本没収されるという事件が。さてさて、今回の研修旅行はどうなることでしょうヾ(′∀’)ノ
何はともあれたったの1時間30分で最初の目的地、上海に到着。ほんっとに福岡⇔中国は近いですね。
福岡⇔東京感覚で外国に行けちゃうのってすごいと思いませんか!?
上海に到着するやいなや、我がゼミきってのお世話上手、Lさんが、中国に先に帰省していたこともあり、私達を出迎えてくれました。Lさんの某旅行代理店ガイド顔負けの案内によって、ホテルに無事到着!
その後、先生と上海ジェトロの方々の待つレストランへと移動しました。
(今回先生とは日程の都合上、現地合流となりました。)
ここでは、上海ジェトロにて日本のアニメ輸出に関わっている方と海賊版取締りに関わっている方の大変興味深いお話を、美味しい四川料理とともに聞くことが出来ました。
加えて、先生のご好意で、変面のショーも見ることが出来ました。去年の研修旅行でも見たようなのですがどうしてあんなにくるくるとお面が変わるのかわからず皆、驚き、圧倒されていました。
Lさんのドラえもんの歌が聞けなかったことは残念ですが、中身の濃い最初の晩餐となりました。
こうして初日無事終了。楽しい研修旅行になりそうな予感のする1日でした!
9月15日(2日目) 上海
さて今回上海に来たメインの目的はそう、上海万博に行くこと!2010年の一大イベントのひとつに皆で行ってきました。
朝、Lさんの買ってきてくれた朝食を食べ、地下鉄に乗り万博会場へ。
到着した途端、たくさんの人・人・人に中国パワーを改めて実感。学生1人100元/日(約1200円/日)のチケットを購入していざ会場へ!
最初は中国都市の足跡館というところへ行き、中国3000年の歴史のお宝をたくさん見ることが出来ました。
その後、紆余曲折を経てお昼ご飯はKFCもしくはPizzaHatで各自食べました。
(中国ではマックよりもKFCのほうが人気があるようです)
万博会場は川を挟んで2つの会場に分かれていたため船に乗って対岸の会場へ行ってみることに。
そこで行った初の国別パビリオンはなんと“ネパール”館です。
まったく未知の国の文化をちょっとだけ肌で感じつつ、ネパール人は商売上手だなぁという感想を抱いて、ここをあとにしました。
その次に向かったのは中国の省がそれぞれ個別にブースを設けているパビリオンへ。
広大な中国はひとつひとつの省もそれぞれにまったく異なる特色があり、個々の省の規模の大きさにただただ目をみはり、その可能性の大きさに感心したものです。
それぞれのブースを回るごとに“上海万博パスポート”なるものにスタンプを押してもらえるのですが、皆、一生懸命集めようと必死だったのが印象的でした。(ちなみに私とF君はLさんのおかげで全省を制覇できました^^!)
万博会場は基本的には中国語オンリーのため、中国人の留学生の方々には大変お世話になりました!彼ら無しでは今回このように万博は楽しめていなかったと思います。感謝の気持ちと同時に、これがゼミ旅行の醍醐味なのかなーとも思ったりしました。どうもありがとうございます^^!
この日はこれで会場を後にし、上海第一の繁華街「南京大路」へと買い物&夜ごはんを食べに行きました。
Lさんのおかげで美味しい香港料理をたらふくいただき(あんなに食べたのに1人1000円程度とは…!)、しばし買い物タイム。男の子は“革新的マッチ兼ライター”を手に入れ、大喜びでした.
ホテルへ帰るために、街中でタクシーを拾おうとするのですが、なかなかつかまらず…。日本ではそうそうないことに驚かされつつ2日目を終了したのでした。
9月16日(3日目) 上海
3日目も万博を見て回ることに。(なんせ会場が広い!!!!ので1日じゃ終われない)この日はなんと6時出発でした。
というのも人気の中国館やヨーロッパ各国のパビリオンに並ばずに入場するためのいくつかの裏技があり、それをゲットするために私たちは早くから並ぶ必要があったのです。
2時間半の待ち時間と開場後の猛ダッシュにより特典を手に入れ、V.I.Pになった私たちは、その日たくさんの国のパビリオンを回ることが出来ました!
この日見ることが出来た館として、西安、寧波、マカオ、イタリア・スペイン・ドイツの各都市、イタリア、スペイン、デンマーク、スウェーデン、そして中国が挙げられます。こんなに一日にたくさん回れたのも裏技のおかげであり、とっても充実した1日になりました。(通常はイタリア館ひとつとっても3〜4時間待たなければならず、それだけで1日が終わってしまうくらい並ばなければならないのです><)
各パビリオン毎に笑いあり涙ありの楽しいエピソードがあるのですが、長くなるので割愛させていただきます^^;気になる方はゼミ生まで!
各国のパビリオンにはだいたいその国の伝統的な料理を出すレストランが併設されていました。私たちもせっかくの機会なのでどこか珍しい国の料理を食べよう!ということで行ったのが“ルーマニア”。ルーマニア料理なんかなかなか想像つきませんよね。(笑)
料理自体はとうもろこしごはん?みたいなのを除き、ロールキャベツのようなものやサラダ、スープ等とても美味しく、ルーマニアを満喫出来た夜になりました。
この日は朝が早かったこともあり、皆疲れていたので早めにホテルへ帰って休みました。
研修旅行はまだまだ続くのです(^−^)/
9月17日 (4日目) 蘇州
新幹線に乗って蘇州へ〜
…と、その前に、上海駅前で麻薬所持の疑いでH田クンが!!!
中国語のできない彼は「李さーん!」と叫ぶしかない…まあ、白なので笑い話で済みましたが。。
気を取り直して、蘇州へ!
まずは三国志の何チャラ所縁の塔へ!頂上からの見晴らしのいいこと〜
この街は新しく開発されている地区と古い街並みが住み分けをしており、そんな異質な風景が望めます。
予定詰め詰めなので、次は刺繍工場見学へ!工場は…あ、チャイナドレス買えば良かった。。
ダッシュで行きます。次は東洋のベネチアを船に乗って川下り。川と共存した生活。長閑でゆったりと時間が流れる街の中身は、景観保存で助成金いっぱいもらってる贅沢な暮しだったりするのです(日本製の高級電化製品で快適な暮らし)。
息つく暇なく、次は商人のだだっ広い豪邸(世界遺産)散策。庭園の美しさ半端ないです!!でもこんな広い家に住んで寂しくないのかな〜てか、移動疲れないのかな?
あっという間にハードスケジュールをこなし、上海に帰ろうとしますが、電車来ず。。
上海着くと急いで夕食食べて(ファーストフードっぽいけど、月餅美味しかったw)、森ビルへ。上海一の高層タワーからの夜景は…言葉では言い尽くせないので、写真でどうぞ!
あーあ、今日も疲れた。。明日は万博最終日!…起きれるのかな?笑
9月18日 (5日目)上海万博最終日!
朝はまあ、取り敢えずゆったり目でスタートし、日本館を見ようと万博会場へ!!
…って、5時間待ち??!日本人優先サービスはなく…見学断念。。朱鷺(鳥ね)を通じた日中交流をストーリー仕立てたパビリオンだったらしい。先生絶賛!見たかった〜
何を見たかって?アフリカ館と北朝鮮館。書こうと思えば色々書けるんだけど、ご想像通りなので、略。ちなみに、F井さんがノートと思って購入したハードブックは、北朝鮮の栄華を綴った(…いや、K氏の栄華?)歴史書Vol.13。是非、全館揃えてほしいものですね!
取り敢えず、ホテルに戻って、山西省へ移動する準備。華やかな街に別れの寂しさを感じつつ、空路、山西省太原へ!
上海とは一変、ひっそりとした内陸の炭鉱町。何より、寒いです。。
王先生の温かい歓迎を受け、町の中でも高級ランクのホテルへ。ふかふかのベッドだ、わーい!!
今日は移動したし、疲れたし、寒いし、おやすみなさい〜
山西省へ